初めての国際学会に行ってきた話
いつの間にやら12月.最近はめっきり寒くなりましたね.
この記事はKyoto University Advent Calendar 2019の6日目の記事です.
5日目の記事は,はなまさんのウイスキーはいいぞでした.僕はあまりウイスキーは嗜まないのですが*1,当方少々舌バカのため,ウイスキーに限らず各銘柄の違いを認識した上でそれぞれの味を表現・言語化できる人は凄いなあと常々思っています.羨ましい限りです.
さて本記事ですが,つい先日,11月末にニュージーランドのオークランドで開催された国際学会なるもので初めて発表してきたので,そのことについて綴ろうかと思ったんですけれどなんか面倒なのでやめます.
学会の話かと思ったか?残念,旅行記でした.
とは言え,4泊5日の滞在で遠出したわけでもなくずっとオークランド市内にいたために旅行の記録らしいものがほぼないので,本記事はオークランドでの5日間の(主に食の)記録になります.「深夜に読んだら飯テロされた」等の苦情は一切受け付けないのでそのあたり自己責任でお願いします.
0日目
1日目
朝: 機内食
夜に全然眠れなかったのであんまり覚えてない….ニュージーランドの時差って日本+4時間なんですが,現地時間午前9時着のフライトだったということはつまり日本でいう午前3~4時頃に朝食を食べていたということなんだろうか.まあ記憶に無いんですが….
昼: 港にあるレストラン
今回行ったオークランドは港町で,人口に対するヨットやボートなどの保有率は世界でも有数らしいです.
そんなオークランド港にはやはりレストランやバーが軒を連ねていて,到着初日の昼食はここにあるお店で取ることにしました.ここで食べたのがステーキバーガーです.名前のままで,ステーキがバンズに挟まれているバーガーです(?).とてもじゃないですがかぶりつけないので,ナイフで切りながら食べてました.バーガーとは?
余談ですがこの写真を知り合いに見せたところなんでポテト側から写真撮ってんだと言われました.なるほど.
夜: ムール貝
同行者と一旦解散してホテルに戻り寝ていたら夜になっていたので,夕食の時間です.この日の夜は,観光サイトやガイドブックでも必ず紹介されているという有名なレストラン「The Occidental」に行くことになりました.ニュージーランド名物のムール貝で有名なレストランだそうです.ここで頼んだのは,蒸しムール貝(1kg)です.1kgです.1kgには貝自体の重みも含まれているんですが,それでも1kgは1kgなので全部で30個ほどあったと思います.最初のうちは美味しかったですが,最後の方になると流石に飽きがね….食べ終えてから気づいたんですが,これ多分1人で食べるものじゃなくてシェアするのが正しかったのではなかろうか.ともかく美味しかったです.*2
そんなこんなで1日目は終わりました.翌日からは学会が本格的に始まってきます.
2日目
学会が本格的に始まる日ですが,学会の話はしません.
朝: ホテルのレストラン
宿泊したホテルの部屋には最低限の設備しかなく「本当に泊まるだけ」みたいなホテルだったんですが,レストランはありました.朝はブレックファストを,夜はディナーを提供して,バーにもなるという感じでしたね.
折角なので朝食はこのレストランで取ることにしました.この日の朝に食べたのはフレンチトーストです.ただのフレンチトーストではなく,ベーコン,焼きバナナ,ベリーが付いた少しリッチなフレンチトーストでした.これとコーヒーで$18(1300円くらい)だったので少々高い気もしますが旅先なのでご愛嬌.
昼: 学会会場のランチ
今回の学会ではランチが用意され,基本的にその会場で食べることになっていました.それ込みで参加費を払っていたので.コーヒーやら紅茶やらオレンジジュースやらも用意されているので,自分の好きなように食事を取れます.全部が全部美味しかったかと言われると割と当たり外れがあって,実際僕がこの日食べたヴィーガン向けサンドイッチは味付けが口に合いませんでした.ハズレを引きたく無い人は味が容易に想像できるものを食べていれば問題ないと思います.果物とか.
夜: ラム肉
この日は自由行動で,各自夕飯を食べることになりました.ニュージーランドに来たからには外せないのは,やはりラム肉でしょう.「オークランド ラム肉」で検索して最初にヒットしたお店「Tony’s Lord Nelson」に行ってきました.贅沢にニュージーランドワインと共にいただきましたが,これが美味しかった.ラム肉特有の臭みもなく,程よい柔らかさ,味付けで赤ワインが進むこと進むこと.それなりの金額はしました*3が,満足度はかなり高めでした.
あまり関係ないですが,前日の昼・夜,この日の夜の食事の全てにフライドポテトが(特に注文してもいないのに)付いてきたところに文化の違いを感じましたね.
3日目
この日は僕の発表がある日でした.まあその話はしませんが.
昼: 学会会場のランチ
昼は前日と同じく学会会場で.前日食べたサンドイッチの味付けに凝りて,この日はシンプルなパンや果物ばっかり食べてました.発表を控えて緊張していたのであまり食べられませんでしたが.
4日目
学会最終日.
朝:
記憶がない….
昼: 街中の中華麺屋
そろそろ学会で出される食事にも飽きてきたため,昼食の時間は指導教員と抜け出して市内の中華風麺料理屋に.味が想像できるということの安心感は素晴らしいですね.
この店に限らず,市内には中華料理,韓国料理,日本料理*8屋が多くあったように感じました.それだけ訪れる人が多いということですかね.海外の日本料理屋の店名がMt. Fuji,OSAKA,Ebisu,cocoro,The Don,MASAKO,Renkonなど,とりあえず日本語付けとけ感が溢れるものも多く面白かったです.*9
夜: ステーキ
オークランド最後の晩餐ということでステーキを食べに行きました.説明するより見てもらう方が早いと思うんですが,食べたい肉を自分で選んで焼いてもらうといったお店でした.…デカくない?肉の種類によっては500gくらいありそうな印象.とりあえずベタにサーロインを選んで待つこと十数分,届いたものがこちらです.このサイズのステーキを見たのは初めてで,まあ素直に驚きました.こうして見るとなんかケーキみたいっすね.注文時にステーキは絶対にシェアするなと店員さんに念を押されたので,これはしんどいぞ…と思っていたけれど,意外とあっさりと平らげてしまった,恐ろしや.
ちなみにこの店のメニューには"Extra steak"の文字が.世の中にはこのサイズのステーキを複数個食べたがる人がいるんですねえ.
5日目
学会も終わり,あとは帰国するのみです.
朝:
帰りの飛行機の時間が早く,起きたのが午前6時(日本時間午前2時)過ぎ.そして7時の空港行きバスに乗る必要があったため,朝食を食べる余裕がありませんでした.流石に6時にはホテルのレストランも開店しておらず.
最後に
海外へは過去に数度行ったことはあったんですが,今回のように比較的自由に動き回れた*10海外旅行は初めてで,全く知らない土地でお店を探して自分の好きなものを食べるという流れは正直ワクワクしました.その上で一部を除いて美味しい食事も取れたので総じて楽しめたと思っています.
次はより様々な美味しい料理やお酒などを楽しめるような国に行ってみたいですね*11.そのためにも(?)研究の成果を出せるよう努力していこうと思います.
それではこのあたりで*12.
*1:ごく稀にハイボールを飲む程度.ちなみにお酒の中では日本酒が好きです.
*2:味付けも豊富な分当たり外れがあって,僕とは別の味付けを選んだ指導教員は生臭さに苦しんでいました.
*3:$48くらいなので3,000~4,000円ほど.
*4:$10したので冷静に考えたら高いですけどね.
*5:高さ328mで南半球で最も高いらしい.
*6:飛ぶ予定だった人は翌日各自飛びに行ったそうです.かわいそうちょっと見たかった.
*7:なんかこう言い難いんですが,近所のイオンにある子連れ家族がよく来るバイキングの店みたいな感じでしたね.某氏曰く,英国領なので仕方がない,とのこと.察してください.
*8:だいたい怪しげな寿司屋.
*9:飲食店以外だとダイコクドラッグやDAISOとかもありました.
*10:忘れられているかもしれませんが,本旅行の第一目的は学会参加なので実際に時間が作れたのは夜だけです.
*11:ヨーロッパの方とか行きたい.
*12:今回学会で発表してきた感想等はまた後日別の記事としてちゃんと書こうと思っているので,よければそちらも見ていただけると嬉しいです.